http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/series/debate/201210/527448.html
ザ☆ディベート、第2回「胃ろうの造設、是か非か」の投票の中間集計がまとまりました。投票数は前回を大幅に上まわり、本テーマへの関心の高さをうかがわせます。
医療・医学の旬な話題について討論する「ザ☆ディベート」。第2回は、「高齢者への胃ろうの造設」について、二人の論者が主張をぶつけ合います。今回のコーディネーターは、国際医療福祉大学教授の鈴木裕氏です。
前回と同様、2本のディベート動画は、日経メディカル オンラインとケアネット・ドットコムに1本ずつあります。動画を2本ともご覧いただいた上で、医師会員の方は、ご自身のお考えがどちらの主張に近いか、Web上での投票をお願いします。投票期間は11月4日(日曜日)まで。奮ってご参加ください。
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/series/debate/201210/527244.html
胃ろう造設に「賛成」に投票した方のコメント(一部)
◆法整備も整っていない現状で、食べれないのに補給しないとの選択はなしと思うので、消極的賛成です。在宅で管理するのなら、PEGは必要悪と思います。ただ、一律に点数アップのためだけに実施している施設があるのも現実です。 [ペンネーム:白馬岳-10月24日9時14分]
◆PEG造設はあくまで手段であります。この手段を用いるか否かは疾患の治療法の選択のなかで語られるべきであり必要な場合は積極的に胃ろう造設を行うのは当然のことです。さまざまな終末期医療に対する治療選択を議論することが先決です。 [ペンネーム:sk46-10月22日13時31分]
胃ろう造設に「反対」に投票した方のコメント(一部)
◆僕自身が、痴呆や寝たきりになり食べられなくなったら胃瘻は拒否する。確かに、特定の疾患の方々には、胃瘻は有効な選択肢だ。しかし、過去の現場経験では、痴呆や寝たきりの終末期における胃瘻は、在宅介護の金づるでしかない。医療者側だけでなく、ご家族も年金をあてにしていたりしている。はたして、40万人の胃瘻患者のうち、どれだけの方が人間らしく生きているだろうか?1日中寝たきりで、意識も朦朧として、栄養は与えられ死ねない。ほったらかしで、生きるしかばねで、1年、1年、月日が流れていく。恐ろしい。 [ペンネーム:正直なところ-10月24日12時19分]
◆認知症で寝たきりになって食事もとれなくなったとしても1分1秒でも長生きしたいという人を見たことがありません。ぴんぴんころりが日本人のコンセンサスです。認知症で食事もとれなくて豊かな老後とは論外でしょう。結局のところ胃瘻は病院の都合と家族の満足のために行われるものです。すなわち社会が支えるべき医療ではありません。これが意味するところは、高齢、認知症で食事がとれなくなった患者に胃瘻を作るのであれば、最初の6カ月はリハ目的で保険適応でいいですが、その後は自費にすべきということです。 [ペンネーム:インフルエンザおたく-10月24日12時51分]
ブログ筆者のコメント
一言でいうとケースバイケース(症例ごとに適応かどうかを十分に検討しなければならない)。ただ、介護療養や在宅での医療をおもに手掛ける医療者にとって本人の望まない医療が長年続くケースが本人に留まらず家族や介護者などにあらゆるストレスを発生させることを数多く経験していると思われる。したがって、PEGをただ人工栄養の選択肢の一つなどと簡単には考えることはないだろう。また、反対のコメントにあったように年金などの経済的理由で延命が行われているなどといった場合はそれこそ倫理に反するのではないだろうか。
私は、基本的にはPEGを使わない治療を展開する中でどうしても適応があれば行うという考えを持っている。

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