2012年5月12日土曜日
介護事業者が求めるリハビリテーション職とは
医療介護CBニュース2012/05/12より
http://www.cabrain.net/news/article/newsId/37211.html
ワタミ介護、売上高3割増の284億円- 最多の18棟を新設・12年3月期決算
現場の介護スキルを向上させるのが目的で、「理学療法士などのリハビリ専門職や、介護スキルの高い職員を、教育担当として本部で採用する」(清水社長)という。
ブログ筆者のコメント
数年前から本格的に介護事業に着手してきたワタミが順調に売り上げを伸ばしている。ワタミは今後、介護事業に新規参入してくる企業と差別化を図るため、この時期からインフラと同時にソフト面の強化を図っていくようだ。その一環として理学療法士などのリハビリ専門職を介護現場で活躍させるという。しかし、リハビリテーションは本来医療の現場でその役割をになってきており、介護の現場で専門性を発揮できるのかは疑問である。そもそも、リハビリテーションは医療の現場(特に急性期)でさえも確立された体系を構築しきれていないのが現状だ。医療系資格は介護に対するアドバンテージとしてイメージされがちだが目的に応じた活躍ができなければその価値はない。
昨今、社会問題とされている介護職不足がある。介護職は離職率が高くマンパワーを確保できず事業が運営できないというケースも少なくない。介護職不足は医療現場でいう医師不足のそれとは違い、3Kと言われるように仕事内容と待遇が合わず仕事に就く人が少ないという状態である。そこへ、リハビリテーション職種が介護技術のスキルアップという名目で参入することが本当に必要とされるのだろうか。
今後、医療介護分野の需要はさらに拡大し、医療介護関連職種は多様なニーズへ答えることが求められる。その流れを読み取り行動できる力が必要である。
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